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No.471「あついっす、アイスっす♪」

No.471[あついっす、アイスっす♪] 「暑いよねぇ…」
これでカラっとでもしててくれれば…
照りつける太陽と、零れ落ちる汗…関東平野の夏は蒸し暑い、いや、日本全体がそうかな?
「あまり元気ないね?」
「暑さには弱いんだ、ついこの間まで上着着てたような感じだしなぁ…」
「それ、季節感完全にズレてるよ」
ズレはじめてたのは今年の頭位からだろう、なんだかんだと仕事のピークが重なり、1、2ヶ月なんていうのをあっと言う間の出来事に感じていたし…
「頭の中では昨日が6月頭なんだ…」
確か6月初旬向けの作業があって、それが完了したのが昨日…更に言うとその着手は1ヶ月前の5月…感覚的には2日間と…
「そういう頭はリセットしないといけないよ」
「どうやってだよ?」
「ほらほらあそこ~♪」
指差す方向に目を向けてみる…売られているのはアイスキャンデー…
「懐かしいな、自転車売りか、後ろの箱に入ってるんだよな…」
「冷たそうでいいよ~」
「健康的では無いかもしれんが…」
何気にサラりと流してしまった…そんな俺を見ながら、ちょっとだけ頬を膨らませたこいつは、改めて周囲を見渡す…
「んじゃあっち…」
その更に向こう、アイスクリーム屋の看板があった。
「あー、何段も乗せられるってやつか…」
「おまけ付きの場合もあるよ♪」
「表で食べるとすぐに溶けて落ちちゃうんだよな…」
「きれいでいいよ~」
「そのショックはでかいかもしれんが…」
「さっきから文句ばっか言ってるよ?」
「だから、疲れてんだって…」
さっきよりも頬がでかくなったかもしれない、流石にマズイわな…
「まぁ、色々気分転換すればなんとかなると思うが…」
「そのために出かけてんじゃないのぉ~」
「でも行き先が投票所ってーのは色気が無い…そう思わないか?」
「気分転換に色気って関係するの?」
「ないよりあった方がよかね」
「はぁ…」
ため息つかれてしまった…
まぁ、マジこいつには悪いが、とにかく疲れてるのは確かだ。どうも考えもうまくまとまってない。
「ねぇねぇ…」
「ん?」
「よくよく考えてみるとだよ、女の子のあたしがいて、それでも色気を欲してるとゆーの?」
しまった、適当に受け答えしたてせいで、妙な方向に話が結びついてしまった…
「えーと、それはだな…」
「それは?」
いや、ここで時間を取っては、かえって方向がヤバくなってしまう、ここでこそ適当な受け答えを…話題変更を…っつーか、考えまとまらねぇ!ヽ(^.^;)丿
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